子供のころから、私にとって この世に不思議な者達がおりまして・・・・・・ 怖かったり、不思議だったり、妖艶だったり・・・ それは 魔女や妖精.ピエロ達です。 何か人を引き付ける、引込ませる、誘い込ませる
言葉だけでは説明できない者達のイメージを
絵の世界で描いてみたいと思いはじめました。
はじめは、ピエロ、魔女を・・・・
しかしながら、あるきっかけで、妖精を描きたくなりました。
それは、目立たず、けなげに、ぽつんと、道ばたに咲いていた花を見
た事からです。
花は何も話しません、風にときどき揺れているだけで
その存在も素朴で
一週間もすれば、枯れて、散って
しまうだろうなと・・・・・。
花にも、心はあると私は思いました。
子供の頃に感じた妖精のようなものの存在を感じました。
この花の存在を残してあげたい、自分の世界で・・・・・
花の妖精は
花を写真におさめて、
花のマテリアルをそのままに、私の想像で
コラージュして、描いてゆきます。
これまでに、700余の妖精を描きました。 まだまだ花は無限に世界中に咲き誇っています。 これからも、沢山の花との出会い、その妖精を 描いてゆく事を楽しみにしています。