SNSのアイコンやTRPG・VTuberのキャラクタ―立ち絵、本の表紙や挿絵の一枚絵など、素敵なイラストが欲しい場面ってありますよね。
SKIMAは個人からクリエイターに、自分だけのオリジナルイラストの作成を依頼できるサイトです。
選べる支払い方法や、納期をお知らせする通知、返信のテンプレートなど個人の有償依頼で不安なお金の受け渡しややりとりを補助する機能やサポートがありますので、初めて依頼をする方も受ける方も安心して発注・受注を始められます。
ここからは、依頼されるイラストの用途や相場、依頼の流れと注意点を解説していきます。
イラスト依頼は様々な用途のために行われています。
SKIMAでよく依頼されているイラストの主な用途をご紹介いたします。
XやInstagram、LINEなど、現代ではなにか一つはSNSのアカウントを持っているという方がほとんどではないでしょうか。
そんなSNSのアイコン用にイラストを依頼する方はとても多いです。
イラスト依頼でSNSアイコンを購入することには、下記のようなメリットがあります。
・趣味や好みを反映させたオリジナルイラストのアイコンで、個性を出せる
・配色やモチーフ、構図などにこだわり、目を引くデザインのアイコンにできる
・自分の特徴やイメージをとりいれ、自分にマッチしたアイコンにできる
SKIMAでは、特に「VTuberの立ち絵」「TRPGの立ち絵」の2つの用途の依頼が多くされています。
・VTuberの立ち絵
VTuberのアバターには2Dモデルと3Dモデルの2種類があります。
2Dは元の平面イラストの素材をそのまま活かして動かすことができます。Live2Dというツールを利用することがほとんどで、Live2D用にイラストのパーツ分けやモデリングが必要になります。
3Dは2Dよりも可動域がひろく、より実写に近い動きを再現することができ、3Dモデリングソフトや3Dスキャナーなどを用いて3Dデータに変換する必要があります。
・TRPGの立ち絵
TRPGでは、プレイヤーは自分のキャラクターを動かしてゲームを楽しみます。オンラインセッションの際はキャラクターの立ち絵を設定することで、よりTRPGを楽しむことができます。また、場面に合わせた表情やポーズの差分があると、より世界観や物語に没入することができます。
一枚絵はYouTubeのサムネイルや本の表紙、挿絵などに多く用いられています。
・動画サムネイル
YouTubeなどの動画サムネイルは、ホーム画面などで表示される小さいサイズの画像で、クリックするとその動画へ遷移します。
動画の内容をあらわしたり目を引く画像を設定することで、視聴者の興味を引き再生回数を伸ばす効果もあります。
VTuberの動画では、一枚絵が動画サムネイルとして使用されていることがほとんどです。
・表紙
本の表紙は、オーダーメイドで依頼すると、その本の内容や雰囲気をよりあらわすことができます。小説、同人誌などの表紙はイラストを使用することが多いため、イラストレーターへの依頼が多くなっています。また、電子書籍の表紙用に一枚絵の依頼をされることもあります。
LINEのスタンプやYouTube・Twitchなどの配信用スタンプには、デフォルメしたミニキャラ・SDキャラのイラストが多く使用されています。
・LINEスタンプ
LINEのスタンプは、キャラクターなどのイラストと短文で、挨拶や感情を簡単に伝えることができる機能です。
静止画やアニメーション・ボイス付きなど様々なスタンプがあります。
また、LINEや他の企業・ブランドが制作した公式LINEスタンプとプロや個人を問わずに制作されたクリエイターズLINEスタンプがあります。
スタンプを登録し、審査を通過すると、オリジナルのスタンプを販売することができます。
・配信用スタンプ
YouTubeやTwitchの配信サイトでは、視聴者は配信のチャット欄に、絵文字や小さなイラストのスタンプを送信することができます。スタンプで配信者とコミュニケーションをとったり、配信を盛り上げたりすることができます。
また、サービスにより条件は異なりますが、条件をクリアすると、配信者は自分の視聴者が使用できるオリジナルのスタンプを設定することができます。
イラスト依頼の相場は、イラストレーターさんの実績や依頼内容、イラストの利用用途などによって異なりますが、おおよその目安をご紹介いたします。
SNSアイコンの相場は、1点あたり3,000円〜5,000円ほどです。依頼先や依頼内容によっては1万円以上となることもあります。
Live2Dを利用する場合、動かすためにイラストをパーツ分けする作業が必要となります。
バストアップのイラスト制作からパーツ分けまでを依頼する場合、相場は30,000円〜50,000円前後です。
なめらかに動かすためにより細かいパーツに分ける依頼や人気イラストレーターへの依頼などは料金があがる傾向があり、10万円以上になる場合もあります。
イラストを依頼する際は依頼内容の相場を知り、イラストレーターの実績や実現したいクオリティを考慮に入れて予算を決めましょう。
SKIMAでイラスト作成を依頼する際の流れをご紹介します。
SKIMAのイラストコミッションには、SNSアイコンやTRPG、VTuberの立ち絵やスタンプ、一枚絵、漫画など20種類以上のカテゴリがあります。
絵柄や金額、スキルなどを確認し、希望にあった商品・イラストレーターを探しましょう。
依頼したいクリエイターの方が決まったら、メッセージを送りましょう。
依頼時に伝えてほしい項目をテンプレートとして商品説明に記載してくれているクリエイターの方も多いので、ぜひ確認してみてください。
また、SKIMAのメッセージテンプレートに購入前のメッセージ相談(イラスト向け)がありますので、こちらも参考にしてみてください!
▶メッセージテンプレートはコチラ
商品ページからの購入申請または個別に作成する見積もり相談から、購入、決済に進むことができます。
SKIMAではクレジットカード・コンビニ払い・売上金支払いからお支払い方法の選択が可能です。
支払いが完了するとSKIMA内の取引がはじまり、トークルームが開設されます。
クリエイターが制作を進めますので、必要に応じてラフ・清書のチェックや修正の要望を伝えるなどやりとりを行いましょう。
制作が完了するとクリエイターから納品物が送信され、SKIMA内の納品申請が行われます。
納品物を確認し問題なければ、納品承諾ボタンを押し、取引を完了します。
お取引完了後、クリエイターに応援の気持ちを贈ることができる機能CHEER!とお取引相手の評価を行うことができます。
イラスト依頼をする際に、トラブルなどを避けるために確認しておきたい、注意点を解説します。
・著作権
著作物が創作されると、原則として著作者が著作権を持ちます。
ただ、著作権者と譲受人との間で合意が成立すれば、著作権を譲渡することができます。
※著作権を譲渡した場合でも、著作者人格権は譲渡することができず、著作者人格権は著作者に帰属します。
購入者が著作権ごと買い取った場合、制作したイラストをさまざまな用途へ自由に使うことができます。
依頼時には、完成したイラストの著作権、著作権の買い取りについて事前にクリエイターと確認しておくことをおすすめします。
・二次利用
イラストなどを依頼時とは別の用途に利用することを二次利用といいます。
たとえばSNSアイコン用として依頼したイラストをグッズ化する場合、SNSアイコンは一次利用、グッズは二次利用となります。
クリエイターの許可を得ず無断での二次利用は、大きなトラブルのもととなります。
また、クリエイターは制作物の用途によって料金を調整するため、二次利用には追加料金が発生する場合があります。
依頼時には、想定している用途を伝え、クリエイターと使用範囲を確認するようにしましょう。
イラスト制作では多くの場合、依頼内容の共有の後、完成までにラフや清書など複数の工程を要します。
そのため、依頼時に納品希望日をしっかり伝え、各工程のスケジュールをクリエイターと確認することをおすすめします。