薬の擬人化の少女(以下、おくすりちゃん)とその薬を処方される男のイラスト。
男は病に苦しんでいたが、おくすりちゃんを処方されてから何不自由のない生活を送れるようになった。
しかし、しばらくして服用しても症状が治まらない日が続くようになり、男は用法容量を無視し始める。
一方、異変に気付かないおくすりちゃんは今までと変わらない働きをする。
積み重ねにより、薬の効果が悪い方向へ転じる。
男は苦しみもがいているがおくすりちゃんは普段通りの仕事をし、男の体を蝕んでいく。
男の苦しみも自身ならば解放できると考えており、今回の異常に気付くこともない。
そうして、全てを見届けたおくすりちゃんは「よかった」とつぶやくのだった。