Webゲーム用モンスターキャラクターをご依頼する際、
パーツ分け有りにてご依頼した場合、分割方法についての希望例となります。


●1. 分割は身体の部位単位で

細かめな分割だとなおありがたいです。たとえば「左腕」レイヤーが、
「上腕」「前腕」「手の甲」「指1」「指2」・・・
といった具合に分割されているととてもうれしいです。
(すべてのキャラクターにもとめているわけではありませんが、
特に筋肉質だったり、手指の動きが重要そうなキャラクターでは明示的にご依頼する場合があります)
また、肘や上腕のあたりに刺やヒレ、翼が生えているキャラクターは、
分割してのご依頼をする場合があります。

●2. 目は視線を調整できるような構造で

目があるキャラクターについては、原則として抜き目方式で描画ください。
顔パーツから目の位置をくり抜き、くり抜いた部位に「眼底」レイヤーを設置、
顔と眼底の間に、目玉レイヤーを設置します。
こうすることで、目玉を上下左右に動かして視線を表現可能になります。
必要に応じて、目玉を眼底でクリッピング(はみ出た部位は表示されない)
機能を利用する必要がある場合があります。
※クリッピング機能はPSD形式で表現可能な標準技法です※

※「出目」や「エフェクトの上に乗っている目」など、
一部の特殊な目の形状/状態に関しては、例外的に「重ね目方式」で製作いただいてかまいません。

●3. 口は開閉できるような構造で

口については極力開閉できる構造を希望しています。
顔から下顎パーツを分離し、顎の付け根や頬付近を中心として回転させることで開閉しているように見せる、
アングル的に口が見えていないキャラクターの場合、
顔の下層に下顎パーツを用意し、上下に動かして口の開閉を表現するもの、
鳥のようなキャラクターの場合、くちばしを分割するなどの発想で開閉が可能となります。

●4. エフェクトのパーツ分け表現について

エフェクトには輪郭やシャドウハイライトをつけない代わりに、
3色程度の、濃度100%の単色塗りレイヤーを用意し、
それらを、33%や50%など、きりのよい値のレイヤー濃度(透明度)を指定して重ねて表現ください。
(0%や100%の指定はNGです。白抜き影や黒ベタ影などのエフェクト表現はNG)