こんにちは
以下の世界観で小説を書いて頂ける方を募集致します
文字数は値段相応で構いません
txtかdocx形式、希望です
【創世神話】
神々は自らの住まう楽園として、理想世界『イデア』を創造した
『イデア』は神々が思う理想の究極系として産み出されたため、不変で悠久の理想郷であった
しかし神々はこの理想郷をより完璧なものとするため、それぞれに実験世界群『エイドス』を更に創世し
『イデア』の事象や概念の一部などを己の創った『エイドス』へと投影
その中で発展、進化、熟成した物を『イデア』へと還元し、理想郷は完璧な世界となるはずであった
……この機構自体に神々でも想定しえなかった誤算さえなければ
【壊れた機構】
『イデア』からの無数の影法師達である、実験世界群『エイドス』
そこから還元される事象は程なく、神々の能力を以てすら制御できない数となる
さらにそれぞれ別の『エイドス』から還元された事象が『イデア』内で衝突を起こしたり
神々の嗜好の差によって、同じ事象を還元してもその反応はまちまちであり
(例:愛の神が『誰も傷つかない世界』を還元しても、戦の神にはこれは最低の事象となる)
いつしか『イデア』は無数の『エイドス』から還元される事象をただ機械的に受け入れ
また別の『エイドス』へ投影するだけのただのターミナルと成り下がり
完璧な世界はおろか、理想郷の体すら失いつつあった
【忍び寄る敵】
さらにここに追い討ちをかける事態が発生する
『エイドス』内で還元不要の烙印を受け、抹消されたモノたち
その断片達がより集まり、形を成していき、抹消されたはずの『イデア』への経路を辿り
『エイドス』から『イデア』に侵攻し始めたのである
彼らは『アポリア(行き詰まり)』と自ら名乗りだし、『イデア』を目指す
それは帰巣本能のような物かもしれないが、『イデア』に彼らが到達したならば
世界の機構は、不要な物として切り捨てたはずの『アポリア』達にすら『イデア』への還元を認め
あまつさえ、彼らが望むなら他の『エイドス』への投影も可能になってしまう
そんな概念の癌細胞達もまた、理想郷を侵し始めていた
【剪定人(ガーデナー)】
しかして神々もこの事態に対して全く無策であったわけではない
自分たちのいわば、キャパオーバーがこの事態を招いた要因であるならば、手数を増やせばいい
幸い、ここには自分たちの創った無数の『エイドス』とそこに住まう生命体がいて
戦力補充の場としては最適な環境がまだ保持されている
そこで神々は自身の創造した『エイドス』から、この事態の収集に手を貸してくれそうな
『剪定人(ガーデナー)』を選抜し、彼らに『イデア』内の本当の自分に変身できる権限を与え
事態の収集に乗り出すのであった
……無論、不都合な真実は伏せたままで
ご縁がありましたら、よろしくお願いします
これはいわゆるシェアード・ワールド『アイディール・リアリティ』の基幹設定になります
そのため、設定には敢えて曖昧にして作者様の解釈に委ねる箇所が多くあります事、追記致します
2021/03/04 08:41
これはいわゆるシェアード・ワールド『アイディール・リアリティ』の基幹設定になります
そのため、設定には敢えて曖昧にして作者様の解釈に委ねる箇所が多くあります事、追記致します
2021/03/04 08:41