限界まで走って競う少年たちの小説

プロジェクト 受付終了
  • 予算
    ¥5,000 〜 ¥10,000
  • 提案数
    2
  • 募集期限
    受付終了
  • 希望納品日数
    12日以内

依頼詳細

三人の少年がスポーツテストの「シャトルラン」の種目で競い合う小説をお願いしたく、リクエストしました。

シャトルランはご存じでしょうか。
20m間隔で平行に引かれた2本の線の一方に立ち、合図音に合わせて他方の線へ向けて走り出し、足で線を越えるかタッチし向きを変えます。
次の合図音で反対方向へ向けて走り出し、スタートの線を足で越えるかタッチし向きを変えます。
合図音に合わせてこの走行を繰り返して何回折り返せるかというスポーツテストの種目です。

回数や距離が決まっておらず、体力が尽きるまで回数を重ねて走り続けなければならない、なかなか過酷な種目です。
一人一人脱落していくのがサバイバルみたいで面白いな、と思っていた記憶があります。
三人の少年(高校二年生と想定しています)がそれぞれに、シャトルランで絶対に1位を取りたいという思いを抱きながら走ります。
意地をぶつけ合いながら、最後まで走り続けられるのは誰か、といったお話です。
熱いスポーツ小説が読みたく、リクエストしました。

三人のキャラ設定は大まかには以下の通りです。

A
テニスで全国区の実力を持つスポーツエリート。
部活でなくテニススクールに通っており、テニススクールの方では気を許せる仲間が何人かいるものの、学校には友人がいない。
合理主義者で、学校というコミュニティで友人を作る意味もないと思っている。

B
幼馴染の少女に恋するサッカー少年。
ややツンデレ気味で、好きな人の前でなかなか素直になれない。
運動神経抜群だがAには及ばず、Aをライバル視している。

C
数か月前に転入してきた転校生。
元々は有望な陸上の長距離選手だったが、タイムが伸び悩んで続けるのがつらくなり、やめてしまった。
煙草に手を出しているところを教師に見つかり、謹慎が明けたばかり。


Aはこれまで、スポーツテストの全種目で1位を取っており、シャトルランでも当然1位を狙います。
スポーツエリートといわれる彼ですが、最近テニスがスランプ気味で、スポーツテストでくらいは勝ちたいと思っています。
クールなように見えて、負けることが何よりも嫌いな負けず嫌いです。
Bは運動神経抜群ですが、スポーツエリートのAには敵わず、辛酸を舐めてきました。
体力には自信があり、去年のスポーツテストでも唯一Aにもう少しのところまで迫ることが出来たのがシャトルランでした。
Bが片思いしている幼馴染の少女がAのファンを公言していることもあり、猛烈にAをライバル視しています。
今年こそはAに勝ちたい、もし勝てたら幼馴染に告白しよう、と密かに心に決めています。
Cは元長距離の陸上選手ということもあり、シャトルランは得意分野です。
前の学校では敵なしでしたが、この学校ではAとBが立ちはだかります。
煙草に手を出すなど素行が悪くなっていますが、陸上への思いは捨てきれず、また陸上選手でもないAやBに負けたくない、負けるはずがないという燻ぶったプライドを抱えています。
AやBからは、スポーツマンの癖に煙草に手を出すような奴、と見下げられており、それも屈辱的と感じています。

それぞれがそれぞれのプライドや意地のためにぶつかり合う三つ巴の戦い、といった感じで描いていただけると嬉しいです。
シャトルランを選んだのは、限界の限界まで走り続ける種目と言うのが、少年たちの意地を表現するのに良いのではないかと思ったからです。
文字数は一万字程度を想定として考えております。

どうぞよろしくお願いいたします。


使用用途

個人での鑑賞

納品形式

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著作権買取

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