短編小説「ドッペルゲンガーの君と俺」のイメージイラスト作成

プロジェクト 受付終了
  • 予算
    ¥1,000 〜 ¥5,000
  • 提案数
    3
  • 募集期限
    受付終了
  • 希望納品日数
    20日以内

依頼詳細

「男の子が女の子に変身してヒドいめに」をコンセプトにサイト運営しています。
読者さんの投稿した短編小説「ドッペルゲンガーの君と俺」約8000文字にイメージイラスト(表紙)を描いて欲しいと思っています。小説の想定読者を増やすために、小説の内容を暗示したような、閲覧者の興味を引く表紙イラストを描いて頂きたいです。
カラー、横600ピクセル、縦720ピクセル、JPEGで500kb以内程度での納品希望です。

小説の内容は、日常をすごしていたはずの主人公が少しづつ怪異に蝕まれて日常を失ってしまい、自分自身の存在が怪異そのものへと置き換えられていくというお話です。冒頭部分を文字限界まで掲載します。(お引き受け頂いた後は全文を読んでいただいて描いて頂こうと思います)


ドッペルゲンガーの君と俺

「お前って妹か姉いたっけ?」

昼下り、都会の高校で悪友はいきなり馬鹿なことをいう。

「俺は一人っ子だって前にも言ったことあったよな?」
「そうだよなぁ…」

やつはいつになく真剣な面持ちで首をかしげている。
確かに兄弟が欲しいなんて思ったことは何回か思ったことはある。
しかしもう高校生だ。
さすがに今になって妹が欲しいなんて親にどんな顔をするのだろう。

「実はさ、最近三崎に似た同い年くらいの女の子を見かけるようになったんだよ」
「ふーん?」

自分に似た女の子というワードに心が惹かれた。
従妹の可能性を疑ったが父の実家は仙台で母の方に年齢の近い肉親はいない。
だとするとやはり気になる。

「先月に駅前の喫茶店でたまたま見つけてさ。
ほら、先々月開店したから試しに行ったところな。
それがまあまあかわいい系でさ」
「俺に似てるってその時点で思ったのかよ?」
「いや、その時にはそんなこと思わなかったんだけどその後もう一度その子に会ったんだよ」
「会った?見かけたんじゃなくて?」
「そう、文字通りさ。しかも俺の名前を知ってたんだ!びっくりしたよ。
そんでよく見たら目とか鼻だったりのパーツが三崎に似てて俺のこと話したんかなって思ったわけ」
「そうか…ちなみにどこで会ったんだ?」
「それもさっきの喫茶店のある繁華街だね。一人で歩いてたよ。俺と目が合った時に微笑んでくれたんだぜ!にこってな!」

どうやら嘘を言っているようには思えない。
普段適当な感じが目立つため余り鵜呑みにしないのが正解なんだが、こいつの想像力でここまで現実味のある流れは作れないだろう
なんだかモヤモヤした感じが残るが丁度今日は放課後暇なためついでに繁華街へ寄ってみるか。


使用用途

ウェブサイトでの公開、ツイッターによる宣伝拡散

納品形式

jpg

著作権買取

設定なし

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