鏡架

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特にございません。なので、参考程度の文章を記載します。

　――緩慢な仕草で身体を起こすと、時刻はすでに日没のようだった。
　はて、自分はどれだけの間ねむっていたのだろう、と意識を手放す最後の瞬間を思い返してみる。が、起き抜けの頭というものはどうにも曖昧なもので、脳の出す命令に反してなかなかカタチを成そうとはしてくれない。
　ただ、覚えている限りでは、行動する前に軽く一眠りを、と思い横になったのだけはなんとなく記憶に残っている。……その“軽く”がいったいどのくらいの時間を指していたのかは気になるところだが。

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貴方を主人公にした二次創作SS作品	1,000円