Vtuber1人設定

商品の内容

Vtuber1人を作ってみたい、キャラデザしたい
そんな人向けに少し詳細ありで作成してみました。
でもそれでも、あくまで名付け親です。

来雷イカヅチ(らいらい イカヅチ)

神様なので年齢は不詳
「わしの好物を知ってるか?」
好物はリンゴ飴

いろんな設定をつけたりしてください。
背格好なども、浮かんできたものをカタチにしてみてください


おまけのSS
ある日、おばあちゃんに頼まれて神社にお供え物を持って行きました
そこはたくさんの人が訪れる場所でいつも賑やかです。
「こんにちはー!」
でも今日はどうやらお留守のようで、シンと静まり返っていました。
「誰もいないのかなあ、どうしようお供え物」
途方に暮れて、神社の境内まで戻ってきてベンチに腰掛け誰かが帰ってくるのを待っていました。
「いつも賑やかなのに今日は誰もいないから、さみしいなあ」
ふうとため息をつきながら、そう呟くとびゅうっと風が吹きました。
うわっと顔をかばい、どうにか埃が目に入らずにすんだのでホッとしていると
「さみしくなんかないぞ、わしには町中のものたちの声が聞こえるからなあ」
「!?」
突然隣に現れたのは、へんなひと。
びっくりしすぎて、声が出なかった。
「ああ、すまんすまん。驚かせたか」
そう言いながらポンポンと頭を撫でてくれる。
あったかい。
「あの、神社のひとですか?」
「ん、そんなもんじゃろ」
「お供え物、預かってきたので」
「おぉ、ありがたい。いただくとしよう」
「そういえばここの神様って変ですよね」
「んー?なぜ?」
「だってお供え物リンゴ飴ですよ?そんなのが好きな神様ってここしかいませんよ」
甘いものが好きなのはわかる、でもまさかリンゴ飴なんて誰が想像できるのだろうか。
「これおばあちゃん特製のリンゴ飴なんです。ずっと作り続けて、何十年もここの神様のために作ってるそうなんです。神様うちのおばあちゃんのリンゴ飴気に入ってくれてたらいいだけどなあ」
おばあちゃんの作るリンゴ飴本当に美味しくて、りんごのすっぱさと飴の甘さがちょうど良くて大好き。
「そら好きだろう。なんせ、好物になった理由はフミさんのお手製リンゴ飴のおかげだからなあ」
「えっ、おばあちゃんの名前」
「さてわしも出かけるかな。フミさんにいつもありがとうって伝えてくれ」
そう言い終わるか終わらないかなタイミングでまたもや風が吹いて、へんなひとがいなくなった。
どうしてうちのおばあちゃんの名前を知ってるのか聞きたかったけど、しょうがない。
そして家に帰りおばあちゃんに伝えると驚いた顔をして、それあんた神様にあったんだよと言われて腰を抜かしそうになったのはまた後の話
そして私もおばあちゃんにリンゴ飴の作り方を教えてもらい、今度は私が作ったリンゴ飴を食べてもらたいな

「ん、やっぱりリンゴ飴は最高よのう」
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